家祓い(やばらい)・地鎮祭・上棟式

お墓・仏壇・位牌の撥遣(はっけん:墓じまい)

お墓・仏壇・位牌の開眼(かいげん)

各種ご自宅やその場所へ出向いての修法

県内、県外どこへでも出張いたします~

【家祓い】(やばらい)

 

耳にしたことのある方はおられるでしょうか?
新築でお家を建てられる時、
日本では「家相(かそう)」というものをみることが多いと思います。


もちろん、プロの建築家の方はそういったことに詳しいですし、
また、家相を専門にご覧になる職業もあります。


色々な流派もあり、
考え方もありますが、
だいたいのベースがあって、
例えば東北と西南は一般的に表鬼門、裏鬼門と云われ、
変動の多いところでもあり、
不浄、火気、水気、出入りをなるべく避けたい・・・というように云われます。

ですが、
なかなか設計にも苦労があり、
家相の条件を全て満たすことは先ずもって非常に難しいですし、
建て売り住宅やマンションであれば尚更。
中古物件や古民家を求めて暮らす、
あるいはリノベーションして使う方々も近年は多いように思います。


家相が悪いからといって簡単に建替えももできません。
ましてや家内で色々と災難や悪いことなどが起こったりして、
そうすると、家相の知識が少しあったり、
あるいは家相をみることができる方にお知り合いがおられてご意見いただいたり、
また、自らが家相の相談に出向かれて色々な禍(わざわい)等のお話をされたら・・・・
人の心はいっぺんにして不安に侵されてしまいます。


家相が完璧な家というのはなかなかないですし、
また、例え家相が完璧であったとしても、
この四苦八苦の約束事のもとに生まれてきた生身の人間です、
生きていれば少なからず何らかのことには出会うものであるとも思います。


そして、家相が悪いなら、
更にそれを建て替えたり引っ越しなどができないのであれば、
それ相応の方法と工夫でその状態を変えてゆく方法を取れば良いのではないでしょうか?

 

 

これではダメ!というのは誰だって言えます。


でも、その駄目な状況をどうやったら良いのか?
どう変化させていったら良いのか?
その方法があるということが実は一番大事なことだと思います。


例えば「風水」を使う方もいるでしょう。
自称邪気払いができると仰る方にお願いすることもあるでしょう。
どの方法を選ぶのかも、その人の性質とご縁の中でのことなので、
どれが正解不正解というのも決してないと思います。
そして、真言の法の中にはそういう時にこそ駆使すべき「家祓い」の作法があります。


これは、家を建てるときに行う上棟式や地鎮祭とはまた別のものです。
(もちろん、真言宗では上棟式、地鎮祭も執り行うことができます)
あまり良いことがなく、
そして、その良いことがないこと自体が人の心身に影響をしてきて、
さらには周囲の人たちにも色々なことを言われて、
そして、家相について悪いということが解って・・・

 

そんな時に修するのが「家祓い」の祈願です。

 

以前には商売をすると上手くいかないよ・・・と言われてきた建物に
施主さまが入られて開業をされる時、
また、ある施設の開所にあたって新築ではなく以前に使っていた施設をリフォームし
て再利用するという場合、
自宅の雰囲気がなんだか悪くて禍が次々起こるというような場合、
引っ越しもできないし、
建て替えもできないし、
その場に在りながらこの気を良いものに変えたいという時に「家祓い」に呼ばれて伺うことがあります。

 

施主さまには当日までのご用意いただくものがったり、
それをご用意いただくのも本当に大変だったとは思うのですが、
堅牢地神さま
水神さま
荒神さま
烏枢瑟摩明王さま
神々に供物をきちんと施主がご用意して、
祭壇を整えて、
そして、屋払いのお気持ちを勤めさせていただく僧侶とともにご家族がもっていただ
けることが、
実は一番一番大切な心の状態でもあります。
最近は地鎮祭や上棟式などもせずに家を建築される方も多くあられるとは思うのです
が、
これも後になって色々な状況や状態になった時に誰もが必ず行き当たることが多くあ
り、
やっぱり、家を建てる時にはこれを省かずに修しておくことはすごく大切なことだ
とも思います。
海のもの
山のもの
米や酒や塩やお花や
さまざま供物を供えてようやく神々を勧請してご供養をし、
これこれこういう状況で・・・と、
お話をさせていただくことが叶います。
それこそ、
目に見えぬ世界ではありますが、
その土地土地には必ずその土地の氏神さまや堅牢地神がおわすもので・・・
その上に人間はこれは自分のものだ!自分の土地だ!と勝手に決めた法則の中で色々
なことをしているんですよね。。。


飲んだり食べたり、
汚れた身体を洗いながしたり、
排泄物、老廃物も出したり、
汚物やゴミや匂いが出るものでもあり、
それを処理するのは土地(下)や水や火なのです。

本当に大きな視点で引いてそれらを見つめてみたら・・・
すぐに理解ができると思います。

一番大事にしていただきたいことは、
「家祓い」を施主としてしたことによって自分とご家族で自信を持っ
ていただくことだという風に思います。

きちんと堅牢地神さまをはじめ奉って諸神さまをご供養したという自信。
これがこの「家祓い」を通じてもっていただければ、
不安がられることはありませんし、
中に暮らす方のお心の状態こそが実は最も尊くも大切なものであります。


何か思い当たることがある方、
これを修してもらいたいなど、
「家祓い」をご希望の方は、ぜひ、遠慮なくお問い合わせ、
ご連絡を下さいませ。

【地鎮祭・上棟式(出張祈願・祈祷・供養)】

自宅、倉庫、車庫、商売のための店舗等々、

人は様々な建物を土地に建て、そこに暮らします。

 

まるで「自分のもの!」のように。

 

自分のものではあるでしょうが、

それは、やはり人間世界の勝手な決まりでのこと。

 

その土地土地には必ず地天(大地の神さま・土公神)がおられます。

 

真言宗では正式には地鎮祭のことを「土公供(どこうく)」と申します。

その土地土地の神々を勧請し、供物を捧げ、修法を修します。

新築のお家、また、増築、離れ、倉庫などを建てる時にも修します。

 

 

「家祓い」「地鎮祭」「上棟式」などをご希望の方は、

下記よりメール、

またはお電話を下さいませ。

 

【お墓・仏壇・位牌等の撥遣、開眼作法】

現代は多様な時代となりました。

先祖代々受け継いできたお墓についても今後は現状のようなお守りができるか?どうか?

というご家庭やご家族、ご親族も大変多いことだと思います。

 

「墓じまい」「墓所移転・移築」

 

また、仏壇や位牌についても同じことが言えます。

 

更には、信教の自由がある日本では家族内でも信仰によって様々な状況があり、

親や兄弟姉妹、或いは親族親類縁者、後見を持った方などが、

特定の宗教を信仰しており仏壇や神棚やその他諸々の信仰の対象物があるのだけれど、

それらをどうしたら良いか分からない・・・

ということは往々にしてあることだと思います。

 

それらに関しても、

神仏どちらもきちんと拝み、修法がそれぞれにありますので、

困っておられましたら、一度、遠慮なくお問合せを下さいませ。

現地まで出張いたしまして、きちんと作法を修し撥遣(はっけん)をさせていただきます。

 

また、新しく開眼の作法を修することもできます。

 

 

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